830、男女間で、競争に関する考え方はどれだけ違うのか?そしてその違いは職場にどのような影響を与えているのか?

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

みなさんは競争が好きですか?会社での売上のコンペや会社間の競争など、我々の社会は競争で溢れています。個人レベルでも競争心が高い人のほうが昇進する傾向にあります。

しかし競争心は職場にとって良い意味でも悪い意味でもともに作用します。

また女性のほうが男性よら競争を嫌う傾向にあります。あなたの会社はどのような環境な整えるべきでしょうか?

それでは見ていきましょう!!

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【男女間で、競争に関する考え方はどれだけ違うのか?そしてその違いは職場にどのような影響を与えているのか?】

 

男性より女性の方が競争心は低いといいます。社会学・経済学・政治学の観点からわかった調査ですが、競争心が高いほうが職場では有利な点が多いとのことです。例えば競争心が高い人のほうがMBAの取得率が高いと言われています。また昇進も76%高いのです。

これは男女間関係なく、競争心の高低の比較です。しかし一方でなぜ女性のほうが男性より競争が低いのでしょうか?これは遺伝子レベルの話と言われていて、男性は元来狩猟を行う。女性は農耕とコミュニティを守る立場であったことが大きく関係しています。

 

しかし誰もこの遺伝子レベルの話を変えることはできないのでしょうか?我々のチームでは男女間での競争心の定義を調べることから始めました。女性119名・男性111名で年齢幅は18-82歳のレンジです。

彼らに競争心の定義と印象。また競争心をネガティブに感じているのであればその理由を掘り下げていきました。彼らの意見を細分化し整理していくと、大きく3つの良い点・悪い点に、分類することができました。

まず社内に競争心があって良い点は、パフォーマンスをブーストする・その人のキャラクターを発展させられる・イノベーティブな問題解決をリードできる点が多く挙げられました。

 

一方で悪い点です。これは倫理的ではない行動が促進される・人の自尊心を傷つける・関係性を壊す点が挙げられました。またテーマごとに5段階で評価をつけてもらいました。

例えば競争は社員のパフォーマンスを高めるや、競争は社員の仕事の意欲を高めるなどです。このサンプルは2330名の女性49%、男性51%の平均年齢34歳の対照群です。この中の63%の女性は男性より、先程述べた良い3点に同意することはありませんでした。

 

そして最後に競争をボーナスに合わせてみました。すると競争に勝ったものが多くのボーナスを得るべきでありと回答した人は男性の方が女性よりも多く、競争心が高い人の方がそれだけこのコンペにポジティブな回答を行ったのです。

これらの結果はいかに競争心が低い人が高い人に比べて機会損失をしているかがわかるはずです。確かに競争心はパフォーマンスを向上させたり社内を活気付けたりします。しかし一方で上述しているネガティブな要素があることも事実です。

つまり競争心は良い結果をもたらすから競争心の弱い人が割を食うのは当然と言うことができません。またこの結果から男性よりも女性のほうが競争心が低いことから、女性から不満が出てくることは必然です。

 

最後に競争心において数多くの項目を上げています。そこからスコアリングを行いポジティブな反応・ネガティブな反応どちらが多いか測定していきます。その結果自分の職場ではどちらかが多数派か見分けるのに使うことで役立つはずです。

 

・競争は社員の仕事を促す(ポジティブ)

・競争は自己尊厳を傷つける(ネガティブ)

・競争はキャラクターを位置づける(ポ)

・競争は自信を壊す(ネ)

・競争は自己暗鬼を作り出す(ネ)

・競争はパフォーマンスを高める(ポ)

・競争は倫理的ではない行動を助長する(ネ)

・競争はゴール設定に役立つ(ポ)

・競争は人を強くする(ポ)

・競争は敵を作るよう(ネ)

・競争は自信を与える(ポ)

・競争はチームを分裂させる(ネ)

・競争は新しいソリューションを生み出すことを促進する(ポ)

・競争はイノベーションを促進する(ポ)

・競争はルールを破ることを促す(ネ)

・競争は相手に対して悪い点を気づかせることを助長する(ネ)

ありがとうございました。

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