872、新しくマネージャーになる人は、感情を抑えることを恐れてはならない

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

感情をコントロールすることが上手なマネージメントです。しかし昨今のビジネス状況を見ていると感情をうまく抑制することが良いマネージメントと思われている傾向にあるのではないでしょうか?

しかし本当にそれで正解なのでしょうか?

それではみていきましょう!!

<Sponsored Link>

【新しくマネージャーになる人は、感情を抑えることを恐れてはならない】

 

 

親切で楽しくて、誠実でモチベーションが高く、深く投資してくれる人。

 

この言葉では足りないくらいの人がTendai(仮名)という人です。彼はグローバルの製造会社のシニアリーダーを務めています。私とはコーチングエンゲージメントのキックオフでお会いしています。彼は出世コースにしっかりと載っていると打っても過言ではない人物です。

しかし私が彼の同僚やレポートを見た限りでは、私が受けた印象とは少し違った絵を描いているようです。彼は注意深く、計算高い、そして保守的であるという見方をされているようです。モチベション高く仕事をしているかといえばどちらかといえば効率的な見方をされており、結論ミステリアスであると印象が強かったのです。

 

この状況を簡単に解説します。多くの組織にとって、良い社員でいるということは穏やかで物腰の柔らかい人であるとされています。しかし上の人の前でそうであろうとすれば、同僚や部下からの評価を得ることはできないでしょう。私の最近の研究の中のThe Inspiration Codeという一つの調査で2,000人のアメリカ人を対象にインスパイヤーされるコミュニケーションについて研究を行いました。

その中で重要なことは感情を表に出すということでした。数百人モノプロフェッショナルを前にしていて、この感情表現がいかにプロフェッショナルとして需要であるかどうかが分かったのです。また自分は感情を出しているのに、相手が自分の感情に感化されていないのであれば、それは自分が感情を表に出すことができていない証拠になります。

 

実際感情を表に出すことは、相手をインスパイアさせるために必要なことです。感情を表に出さないことで衝突を避けることはできますが、本当の意味でリーダーシップをとることはできないのかもしれません。これからその感情を表に出すためのコーチング方法をご紹介します。

 

<意図を明確にする>
まず自分が大切なスピーチや会議、プレゼンなどを行う前に考えなければいけないことがあります。それは今から自分がどんな感情でアウトプット行っていくかを決める事です。

なぜならプレゼンターのモードが全体のムードを決めてしまうからです。つまり自分が表現したい感情を前で示すことによって、より感情表現を相手に伝える事ができるようになるのです。

 

<感情溢れる言葉を使う>
自分が伝えたい感情を決めたら次はそれに似合った感情的な言葉を選んでいきます。淡々とテンションを変えずに話すよりも、強調したい場面では強い言葉を使うことによって自分の感情を表現しやすくなります。

・自信:パワフル/確信/自信/重要/すでに

・楽しい:インスパイア/驚くべき/感謝/熱心

・怒り:失望/いらだった/後悔/フラストレーション

・緊急:重要な/心配/熱望する

 

<理論と感情に訴えかける>
今見てもらった通り感情で自分をアピールすることは可能です。セールスがクライアントに感情に訴えかけた商談をするのと同様に、リーダーも社員をアクションに向かわせるための感情表現が必要です。感情を表現して相手を動かせるこの手法は今に始まったことではありません。

しかし今日のリーダーシップにとってより印象的にかつ相手にトリガーを引かせる必要があります。このデジタルが主流になってくる経済の中で人のそして自分の感情を表現できるかが非常に重要な役割を果たしてくれるでしょう。

ありがとうございました。

<Sponsored Link>

Follow me!