874、プレゼン中自身が溢れるように演じる6つのボディランゲージ
こんにちは、くらもとたいしです。
「目は口ほどにものを言う」という諺があります。これはつまり自分が表現したい内容は言葉だけではなく、自分自身から表現されているのです。
つまり自分が自信がないことを表現するとき相手にもその自身の無さが伝わってしまいます。そんな時うまく自分をコントロールする方法はないのでしょうか?
それではみていきましょう!!
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【プレゼン中自身が溢れるように演じる6つのボディランゲージ】
数年前、私と同僚はユーロの資金を獲得するために2500以上ものスタートアップが集まるコンテストに招待されました。私たちはどの会社のテクノロジーが素晴らしいといったスキルを評価するのではなく、プレゼンターのジェスチャーに注目し、誰が上位に入ってくるのかを判断していました。そして我々はも毎優勝者を当てることができ、周りから驚きと称賛を浴びました。
2年後、我々はまた同じ大会に呼ばれました。今度は招待客ではなく審判側でです。もちろん私たちの役割は技術の評価ではなく、ジェスチャーによるそのプレゼンテーションの成否を判断することです。私たちは0~15ポイントの中で評価をします。プレゼンテーターがどれだけポジティブなジェスチャーをして相手を魅了しているのか?それともネガティブなジェスチャーで損をしているのかをみていきます。
審査が終わり全体の評価と我々の評価を照らし合わせると、トップ8の人たちは8.3と高評価をつけていました。一方でそれ以下の人たちの平均は5.5でした。つまりポジティブなボディーランゲージは成功の結果に結びついていることが証明されたのです。
私たちは同じような現象を2012年アメリカの大統領選でも見ているのです。民主党率いるBarack Obamaと共和党率いるMitt Romneyとの一騎打ちです。最終演説のためにWEBカメラを通して2分間の演説を両者行います。
その様子を渡したたちはボディーランゲージがいかなるものかを判断していきました。結果はご存知の通り民主党率いるBarack Obamaが勝利しました。そしてボディランゲージからもBarack Obamaは圧倒的にポジティブなボディランゲージが多かったのに対してMitt Romneyはネガティブなボディランゲージを行っていたのです。
もちろん大統領選や先ほどのコンペティションがボディランゲージで成果が決まるとは言いません。しかしボディランゲージがパフォーマンスに影響を与えていることは言うまでもないでしょう。これからいくつかの効果的なボディランゲージをみていきましょう。
<胸元にボックスを想像する>
若き日のBill Clintonのキャリアの中では、彼は大きなジェスチャーを行うことで知られており、それが非常に彼に落ち着きがなく心もとないという印象を与えていました。そこでボックスといって縦は肩下からへそのあたり横は肩幅といった具合に境界線を自分で意識します。
そしてその中でジェスチャーを行うというものです。この効果は相手に自分は自信があり落ち着いているという印象を与えることができ、しまいにはクリントンボックスといった名称で広く知られるジェスチャーの方法となりました。
<お腹の前でボールを持つ>
おなかの前でバスケットボールを持っているようなジェスチャーです。このジェスチャーは相手に自分は自信がありこの場をコントロールしているという印象を与えるおkとができます。この方法は良くかのSteve Jobsが行っている手法でもありました。
<指で三角形を作る>
両手の指先を合わせピラミッド型にする方法です。特に座っている場面が多いでしょうか?この方法は多くのエグゼクティブから愛されており、自信とリラックス、権威を相手に魅せつけることができる方法です。
<肩幅に足を開く>
立っているとき心もとなくなることがありませんか?それは自信がなくなって立ち幅が狭くなり不安定になっているのです。相手に自信があると表現する場合には肩幅少し広く立ち幅をとることで重心が安定し、どっしりとした印象を与えることができます。
<手のひらを上に向ける>
手をすこし横に開き、手のひらを空に向けるポーズです。これは相手にパワフルでありインフルエンス力が高いことを示すことのできるポーズです。加えてこの方法は自分が相手に対してオープンであることも示しています。相手の懐にはいりやすくなるジェスチャーと言うことができます。
<手のひらを下に向ける>
先ほどのジェスチャーの手のひらを下に向ける方法です。これは熱くなった聴衆を冷静にさせる効果があります。Barack Obamaはこの方法をうまく利用し、相手を冷静にさせ自分の伝えたいメッセージを表現していました。
このようにボディランゲージひとつで相手に与える印象が大きく変わることを理解いただけたかと思います。次のプレゼンテーションでこの方法を披露してみてはいかがですか?もしかすると普段のあなたとは違うパワーを表現できるかもしれません。
ありがとうございました。
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