904、社員に効果トレーニングを行うのであれば、彼らがどこにつまづいているのかを知ることから始まる
こんにちは、くらもとたいしです。
HRの人がこのトピックを見れば、「あー、わかる!」と言っていただけると思います。今回のトピックは社員への教育がなかなか成果に結びつかない場合の対処法です。
年間高いお金をかけている割に成果が出ないと感じている人は多いと思います。もしかするとそれはそもそもの方法が間違っているのかもしれません。
それではみていきましょう!!
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【社員に効果トレーニングを行うのであれば、彼らがどこにつまづいているのかを知ることから始まる】
多くの会社が何のリターンの見込みのない投資を年間何百万としているのでしょうか?特に社員トレーニングに至っては顕著であります。2014年の調査では、55%のエグゼクティブが教育への投資のメジャーの正攻法が分からないと答えています。
またその投資がROIできているかは図ることができないと49%の人が考えているのです。また別の調査では教育を受けている87%の人が役に立っているかが分からないと答えているのです。つまり会社は社員に適切な教育が得着ておらず、また社員もその投資についていくことができていないということです。
その答えを導き出すことは簡単ではありません。なぜなら今までこの問題は議論され続けてきているからです。しかし我々の調査からすると少しの道は残されているようです。一つのビジネスモデルを紹介しましょう。
McKinsey & Companyという2015年に生まれた現在5か国(インド・ケニア・メキシコ・スペイン・アメリカ)で動いている会社です。この会社はヘルスケア・テック・リテールセールス・スキルトレードの分野で11,000の卒業生を輩出してきました。
この会社は単に分野の研修を行っているわけではなく、卒業した人たちを様々な角度から調査し、ROIを具現化するところまでをサービスとしているのです。
つまりこの会社は教育に対してしっかりと効果的であることを示すことができている会社なのです。今まで一つの問題として投資しているわりにリターンを感じることができていないところが悩みでしたが、この会社ではその不安を解消してくれるというサービスなのです。
例えば看護師に対するアプローチを見ていきます。彼らのストレスレベルを理解しながら、そのストレスの出所をはかりながら、すtレスレベルを下げていきROIの工向上を見ていくといったものになります。その方法として彼らが動いている30のアクティビティーに対して、本当に必要な7つのアクティビティーに集中してもらいます。
そのアクティビティーを観察することで彼らがどこに強み・弱みを抱いているのかを把握し、それの向上を目指していくのです。つまり相手の状況を把握しながら課題を解決していく仕組みをとっているのです。
そしてその研修を8週行い、始める前と比べて仕事に対するROIをはかっていきます。この会社のゴールは受講者の生産性・質の向上を目指すことでROIを高めていく方針です。この研修を受けた人たちからの調査によると97%の人がトレーニングに対する成果を実感していました。また今までかけていた教育費を70%までコストカットできるようになった会社もあると知っています。
この会社が示している通り、教育は個人を理解しそれにあったものを提供していかなければいけないことが分かります。画一的に教育をしていくだけではあまり成果が出ないことは過去の経験から理解していることでしょう。今後企業は社員を教育していく際、より個人にフォーカスしたトレーニングをすることをお勧めします。
ありがとうございました。
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