908、あなたがやっているブレーンストームングは全て間違っている

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

ブレスト(ブレインストーミング)をチームで行うことはそんなに珍しいことではないと思いますが、実はその方法、個人で行うほうがパフォーマンスが高いことがわかってしまいました。

我々がおこなっていたブレストは何が問題だったのでしょうか?

それではみていきましょう!!

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【あなたがやっているブレーンストームングは全て間違っている】

 

 

チームで問題解決のためにアイデアを生み出さなくてはいけない場合、ブレインストーミングを提案することは自然な流れではないでしょうか?しかしこのアプローチは本当にワークしているのでしょうか?

 

ブレインストーミングは今はアイデア出しをする際に一般的に行われている方法ですが、その起源は1950年代Alex Osbornによって生み出されました。

ブレインストーミングは多くにアイデアをその場で生み出す方法で、どんなアイデアでも構わないから自由な発想をもって行うという方法です。

 

この方法があまりワークしていないとは考えづらいのですが、10年近くにわたる研究の結果、ブレインストーミングで出すアイデアより、個人のみで考えたアイデアの方が数が多いことが分かったのです。これにはいくつかの理由が分かっています。

一つ目は人は相手の意見をカバーするようにします。つまりは味目に出した人の意見に影響されてしまうということです。これによって本来違う思考を持ち、様々な視点からアイデアを出さなければいけないはずのブレインストーミングが画一的なアイデアになってしまうことがあるということです。

この問題さえバーできればブレインストーミングは効果的な方法であるということができます。ではそれはどのように行ったらよいのでしょうか?

 

<まずは個人ワークから始める>
創造に必要なことは多様性であり、できるだけ様々な角度からアイデアを出していかなければいけません。ここでは6-3-5メソッドをご紹介します。これは6人のメンバー構成し、3つのアイデアを書き出します。それを時計回りに横の相手に渡し、横の人はその3つのアイデアの評価を行います。

そしてそれを5回繰り返すのです。この方法で有効なことは、まず自分の頭で3つ考えることです。先に考えることで相手の意見に影響されずに済むのです。そして相手のアイデアを評価することで、自分のアイデアと相手のアイデアがブレンドします。つまり多様性が発生し、良いアイデアが生まれやすくなるのです。

 

<時間をゆっくりとる>
ブレインストーミングのもう一つの問題点として、このブレインストーミングが嫌いな人がいることです。この嫌いな人の共通点として、不確かな状態でいることを拒み、決まったことを実践に移していきたいと思っている人です。しかしアイデアを作り出すということはそう簡単に結論が出るものではありません。

しっかりと時間をとり考え、ブレンドしていく時間をつくることは非常に大切で、早く実行に移したい人の気持ちはわかりますが、まずはしっかりをアイデアを決めていくことの方が大切なことを理解してもらわなければいけません。

 

<文字ではなく絵を描く>
ブレインストーミングは自分の頭の中にあるアイデアを具現化していく作業です。しかし人は脳内のイメージを文字に表すことが完全ではありません。どちらかと言えば頭の中のイメージをそのままイラストにすることの方がたけているのです。

自分が描いているイメージをイラストにすることでより相手とのイメージを共有することができ、それがブレンドされれば文字絵書き写すことのハードルも下がってきます。

 

チームのリーダーとして早く結果を出すことは大切ですが、ブレインストーミングを行う際は決して急がず、十分な余裕と時間をもって行うことが結果としてパフォーマンスを出すことができることになるでしょう。

ありがとうございました。

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