910、新しくマネージャーになった時、あなたは上司に気を使いますか?それとも部下に気を使いますか?

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

あなたは新しくマネージャーになった時、上司に気に入られようと張り切り過ぎてしまいます。これがうまくリーダーシップを発揮できていれば良いのですが、自分の独りよがりで上司に気に入られようとだけで頑張っているならば、チームはついてきません。

あなたは誰に向けて仕事をしているのか?そこを間違えてはいけません。

それではみていきましょう!!

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【新しくマネージャーになった時、あなたは上司に気を使いますか?それとも部下に気を使いますか?】

 

 

私が初めてマネージャになったのは、思ってもみないタイミングでした。早くしてマネージャーになったことですこし気まずい状況であったことをおぼえています。

そして私のチームは複雑な問題を解決しようとしている途中だったので、私は上司に認められるためにも、自分ひとりの仕事で内意も関わらず、さも自分だけでやっているかのように進めていきました。誰よりも長く、そして多く働いたことを覚えています。しかし途中から仲間たちがついてこなくなりました。私は何がいけなかったのか?どうすればよかったのでしょうか?

 

私は幸運にも早く昇進することができましたが、必要なリーダーシップが備わっていませんでした。そして早く上司に気に入られようと、自分の姿勢が上司にばかり向いていたのです。

私の仕事のスキルや質を評価していただき、マネージャーに昇進させてくれましたが、その経験では私をリーダーにすることには不十分だったのです。通常の年齢よりも早くマネージャーになった人には同じような悩みが付きまとうようです。

例えばUberなどのビジネスが急速に成長していった企業では、個人としては素晴らしい働きをしていた社員が、マネージャーになったことで今までの働きが全く機能しなくなったという話は、このようなスタートアップの会社ではよく聞く話です。

 

スタンフォードアカデミックの教授の著書、「Good Boss, Bad Boss」によると、新しいマネージャーが自分の上に意識が行くのは当然のことで、いかに上司に働きを認められるかは非常に重要なことであるといっています。

しかしその時彼らは自分がマネージャーであることを忘れてしまっています。つまり上に意識を持っていくあまり、自分たちの部下のことをないがしろにしがちなのです。

ハーバードビジネススクールの教授の著書である「Becoming the Boss」によると、チームのパフォーマンスを高めるために最も必要なことは自分の上司に認められることではなく、自分のチームメンバーに認められることが先決です。直接レポートをしてくる部下に信頼されることが、チームがうまく機能することに必要なリーダーシップだったのです。

 

部下はマネージャーの様々な発言や行動からその素質を見極めています。つまりマネージャーは自身の一挙一足に注意を払わなければいけず、何をするかではなく、どうするかを見られていることを忘れてはいけません。私がこのことをあまり意識していなかった時のミスを少しおはなしします。

新しくマネージャーになったとき、私はメールの返信を週末の夜遅くに行っていました。私にとっては週末に仕事をクリアにすることで、次の週からまた新しく仕事を開始できるという気持ちがありました。しかし部下からはこの行動が毎日24時間働くことを強制しているように感じられてしまっていたのです。自分主体の考え方ではなく、マネージャーとしての働きを要求されていると感じた瞬間でした。

 

専門家曰く、マネージャーび必要なことは、自身のビジョンを描き、チームで協力し合いながら、何に貢献していくのかの役割を明確にしていくことです。そして忘れてはいけないことは、直接部下に働くうえで必要なことをヒアリングすることです。自分ならこうするではなく、部下は何をしてほしいのかを把握することが大切です。この積み重ねが自身の視点からマネージャーの視点に変わりリーダーシップを発揮していけるようになるのです。

ありがとうございました。

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