17、195か国を合意させたシンプルな交渉術

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

巷にはいろいろな交渉術がありますよね。近年では心理学の流行があり、より交渉テクニックを学ぶ人が多くなっているかと思います。しかし心理的な交渉をすることが本当に良いことなのでしょうか?もちろん1回限りの交渉であるならばテクニックで乗り切ってもいいかもしれません。しかし長期にわたる関係性を持続させたいのなら小手先のテクニックではなく、本音で交渉することが本当の意味での信頼関係構築に役立つとされています。

それでは見ていきましょう!!

<Sponserod Link>


 

【195か国を合意させたシンプルな交渉術】

 

交渉は難しいものです。通常195カ国を合意させることは不可能に近いと考えてよいでしょう。。この話題は一昨年パリで行われた気候変化のサミットでのユニークな戦略を紹介します。

この交渉方法は南アフリカの人々からきた「インダバ」と呼ばれ、たくさんの党の人たちとシンプルにディスカッションするというものです。「インダバ」はすべての党の人が意見を発する機会が与えられ、すぐに合意まで持っていくものという設定がされています。

通常の各党が同じことを繰り返し主張するのではなく、個人のレッドラインを主張することが推奨されています。しかし一方で同じ悩みやすでに解決策があるものへの助言を享受し、行動に移すことが期待されているのです。

2015年12月10日のパリでのサミットでもこの「インダバ」が個室で終日実施されました。この方法は驚くほどの効果を示し、一つの「インダバ」が30分以内で合意に至るケースもあるのです。

この「インダバ」は2011年の同じ気候変化のサッミトの際実施されました。これはサミットが暗礁に乗り上げられかけた時に、各党が本音で自身の状況を打ち明ける場として設けられたのです。この方法は多くのことを印象付け、効果が非常に浸透しやすいものとして、現在多くの交渉の場で使用されています。

ありがとうございました。

<Sponserod Link>


Follow me!

コメントを残す