25、衝突のシーンで脳を抑制する方法

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

議論を戦わせることは非常に重要です。特に日本人は衝突を避けるために議論をせずに事なかれ主義の立場を取る人が多くいます。しかしお互いの意見の昇華されたものが新しいアイデアになるので議論をすることは非常に大切です。話は逸れましたが感情的な相手を非難する議論と冷静に議論をすることは全く違います。ここでは感情的になりすぎた衝突を解決する方法をご紹介します。

それでは見ていきましょう!!

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【衝突のシーンで脳を抑制する方法】

 

対立は脳に大混乱を巻き起こします。私たちはあらゆる脅威から自身を守るように進化を遂げてきたからです。そして私たちの基本的な衝動は自動的であり無意識に起こっているものなのです。

私たちは2つの扁桃体を脳に有しており、それを脳の”Smoke Detector(煙感知器)”と呼ばれています。脅威を感じた時、それは危険を警告し、ストレスホルモンであるアドレナリンやコルチゾールを出して戦うか逃げることを命令します。このような

本能的な反応を”Amygdala Hijack(偏桃体ハイジャック)”と呼んでいます。

また白熱した議論は混乱を生じさせるため、活動的な扁桃体は前頭葉の働きをすぐにシャットアウトしてしまいます。すると複雑な意思決定ができなくなり、意識が狭まり、いつもなら正確に判断できることも「私は正解で、相手が間違っている」と結論づけてしまう傾向にあるのです。

あなたはパートナーと喧嘩をしている時、相手のポイジティブな事柄を思い浮かべることはできますか?おそらく多くの方は思い浮かべることは難しく、”危険、反応、危険、防御、危険、攻撃”と反応を起こすことでしょう。

 

<衝突の中でマインドフルネスを満たそう>
マインドフルネスはビジネス、プライベートかかわらず衝突回避において非常に有効な手段です。巷には様々なマインドフルネスを鍛えるトレーニングが紹介されているますが、皆基本は同じです。ここに4ステップのトレーニング方法を紹介します。

ステップ1:平常心を保つ 周囲の環境が変化してきそうな時、注意喚起で声のトーンが変わったり、腹が落ち着かなくなったり、引っこみたくなる状況に陥ると思いますが、その前に自分のリラックスできる状態になることを思い浮かべていただきたいと思います。例えば息子の笑っている顔などです。一方が落ち着くと一方も反射的に落ち着くため非常に効果がわかりやすい方法です。

ステップ2:ストーリーとして説明する これが最も難しいかもしれません。なぜなら感情が高まっている時に、この感情の出所から経緯を説明しなくてはならないからです。しかし客観的に把握することで予防策にもつながる良い方法であるのです。

ステップ3:体の変化に集中する 今起きている感情の変化を体のどこに変化が起きているのかに注意します。よりマインドをオープンにすることで体の節々の変化を感じることができるのです。

ステップ4:呼吸を意識する リズミカル、そしてスムーズな呼吸で感情は抑えることができます。

これら感情をコントロールすることで反射するのではなく応答できるようになります。怒りの感情は相手には負の感情しか与えません。何か新しいことが起こった時、時として私たちは昔のように感情むき出しになってしまう恐れがあります。しかしこのことを皆が意識し出すことで、世界が平和になると思いませんか?

 

ありがとうございました。

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