51、会社を辞める社員の取り扱い方

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

私は最近、5年間勤め上げた会社を退社しましたが、同僚たちは本当に快く送り出しをしてくれました。やはりそのように送り出してもらえると自分も何か残して去りたい気持ちや、これからも結びついていきたいと心から思えます。今後どのような形で関係性が続いていくのかわからないからこそ、会社を辞める人には快く次のステップに送り出す懐の深さが人間関係において重要なことであると確認させられました。自分は優秀な人間ではありませんでしたが、優秀な人間にはこのような対応が非常に重要なのではないでしょうか?

それでは見ていきましょう!!

<Sponsored Link>


 

【会社を辞める社員の取り扱い方】

 

優秀な社員が会社を去る時、リーダーはその知識と経験をいかに埋め合わさなければいけないかと心配する必要があります。誰が、どのように、社員の士気を下げずに後を埋めるのでしょうか?優秀な社員が退社する時、リーダーはそのノウハウをデータに残すよう指示するでしょう。

ただあまり時間がないためことが多いため、十分な質・量のノウハウが受け継がれないまま会社を去ることになるケースが頻繁に生じてしまっています。しかし優先順位を正しくつけることで、彼/彼女のコピーとは言わないまでも、非常に酷似したパターンは受け継ぐことができるのです。その方法を見てみましょう。

 

<計画を立てる>
まずその知識を誰が、どのように、どのくらいの時間を要するのかを見極めます。また外部から雇うのか、内部昇進させるのかを判断したのち、確実に一緒に仕事をする時間を設けなければいけません。書面からではその人の働きは把握できないからで、記事にできない働きをしていればしているほど、伝えるのに時間を要することがわかっています。

 

<専門の知識を共有する>
知識のシェアを心良しとしないケースもあるります。特に辞める理由が好ましくない場合などが当てはまります。なんとかして彼との関連性を見つけ出し、シェアする動機を見つけなければいけません。

 

<詳細に計画を練り直す>
もし退社までに数ヶ月ある場合、念密なスケジュールが必要です。そのため彼/彼女の行動を観察し、学び、新しいスキルを発揮する必要があります。そして適切なフィードバックを受けることを推奨します。繰り返しになりますがデータからでは行動の学びまでは把握できないのです。

 

<チームで学ぶ>
もし十分な時間を取ることができない場合、他の同僚たちを巻き込み、座談会を開くことも良い方法です。議論を交わすことで、なぜその時、その場所で、その判断をしたのかを把握できるからです。そこから行動特性を汲み取り、後の人に活かすことができます。一緒に行動ができない場合、議論を交わすことが非常に効果的な方法であることを提案しています。

 

<詳細のマニュアルを作成する>
とあるリーダーは、退社する社員に、今まで読んだことのないような素晴らしい引き継ぎマニュアルの作成を要求することでしょう。また声でのレコーディングもあればなお良いのではないでしょうか。私たちは単にマニュアルが必要なのではなく、学ぶためのログが必要なのです。

 

<関係性を悪化させない>
最も良い方法は辞める社員との交流関係を持ち続けることです。これはもしその社員が、帰ってきたいというときにも役に立つことでしょう。退社を非難するのではなく、うまく関係性を継続することが必要になってきます。

 

<次のタイミングに備える>
一度完璧なマニュアルを作成しておけば、次に同じケースが起きた場合、何のトラブルもなく引き継ぐことができることもありえます。退職はあまり頻繁に起こって欲しくはないですが、不可避なものでもあります。したがって普遍性のあるマニュアルを作成しておくと、次の人に大きな貢献をもたらしてくれるでしょう。

 

退社する社員には行動を観察できるような期間を十分にとり、また辞めた後でも関係性を継続させることが必要です。また複数人で協力しあうことで優秀な社員の後釜でも埋めることができるようになるのです。反対にパニックになってはいけません。そして決して敵と見なしてはいけません。いずれ仲間として戻ってくる可能性があるのですから。

ありがとうございました。

<Sponsored Link>


Follow me!

コメントを残す