66、生産性の高いデータを集めることで、成功体験を引き寄せる

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

Amazonで欲しい本を購入したり検索していると、次にAmazonを見ると自分にあった本をお勧めしてくれるようになっています。これはAmazonが多くの人の行動パターンを分析して、「あなたはA群の人たちと同じような趣向があるから、あなたもこのA群の人に人気の本が気にいるはずですよ」と行動パターンを先読みして提案してくれているので、ハズレは少なくなります。

しかし注意しなければいけないことはこれは視野が狭くなってしまうことも意味します。反対にふらっと立ち寄った本屋でなんとなく買った本がものすごく面白かった、というようなセレンディピティに遭遇することがあります。これはオンライン上では体験できないものです。結論として私たちはデータを活用するのであって、活用されてはいけないことを自覚します。そしてデータだけに頼りすぎず、セレンディピティを体験できる心の余裕を常に持っておいていなければいけないことを忘れてはいけません。

それでは見ていきましょう!!

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【生産性の高いデータを集めることで、成功体験を引き寄せる】

 

健康管理する上でカロリーや段階管理をすることは非常に素晴らしいことです。しかし何をもってそれを成功と呼ぶのでしょうか?ビジネスの世界でも、個人を強み・弱み・よさ・速さなどを定量化することは非常に重要です。

未来の生産性を管理する方法は明白です。もし成功したければ、個人が自分自身をモニタリングすることです。しかも主観で判断するのではなく、ビッグデータによるモニタリングができるようにです。

よりコストをかけるべきは、テクノロジー自体がそれ自体に影響され、より賢くなることができるものにコストをかけるべきです。セルフトラッキングやモニタリングができるようになれば、自分自身を新しい観点から見つめ直すことができ、これらのテクノロジーは我々をより現実主義なものにしてくれるのです。

 

先んじてAmazonやNetflixではビッグデータを利用して我々のトラッキングしています。例えばAmazonで商品を買うとき、自分の思考に合わせてビッグデータが我々にオススメを提示してくれているのです。今では多くの企業が私たち消費者の思考傾向をビッグデータから読み取ることで、私たちはより自分たちの趣向にあった提案をオンライン上でできるようになっているのです。

 

またオフィスの場面において、メールやメモ、プレゼンテーションなどのコミュニケーションツールは、テクノロジーが社員の趣向を学ぶことができるようになっています。そして上司が承認や拒否をすることによってテクノロジーはその回答をも学ぶのです。

つまりビッグデータを活用することでAI(人工知能)がパターンを学習することで、私たちが起こしうるコミュニケーションを一足先に行ってくれるようになるということです。このデータの活用は私たちが毎回判断を下すよりも、より効率的にそして客観的に判断を行ってくれます。

 

しかしこのテクノロジーにはリスクがあります。それは上司が部下の人間性までも見抜いたような錯覚を起こすことです。選択肢をテクノロジーが限定してくれる一方で、限定されたことにより視点が狭まっていることも把握しておかなければいけません。

私たち人間の脳は主観で判断を揺さぶられることがおおいにして起こりえます。そしてその主観が時として大きなイノベーションを起こすこともわかっています。客観的に分析できることはもちろん大切ですが、主観の持つパワーを忘れてしまっては、単なる効率的な会社になってしまいます。いかにこのデータとイノベーションを両立するか、もしくは役割分担を明確にするのかを考えなければいけません。

ありがとうございました。

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