71、若いリーダーが陥りやすい4つの問題

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

駆け足で出世した人は、後から大きな落とし穴にはまることが多いと言われています。そんな時手を差し伸べてくれる人は周りにいますか?すぐに2、3人浮かびましたか?もしくはもっと多くの人が助けてくれる人もいるでしょう。

このようにいかに人から信頼されているかということは、もしかしたら多くのお金を持っていることよりも重要かもしれません。なぜなら真の信頼はお金では買えないからです。リーダーはいかに信頼できる人を多く作ることができるかが、そのリーダーが成功できる秘訣ではないかと考えています。

それでは見ていきましょう!!

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【若いリーダーが陥りやすい4つの問題】

 

山を登るとき、一気に駆け上がると高山病になります。経験者は共感いただけるでしょうが、それは非常にしんどく二日酔いが激しい状態に似ています。そして高山病は治療せずにいると、山では致命的になることもあるのです。

 

30年間のエグゼクティブへのコンサルティングを行っている中で、エグゼクティブに一気に駆け上がっていった人は、なかなかその空気感をつかめず、うまくいかないケースが多いことを経験値として理解しています。

なぜ一気にキャリアを駆け上った人はそのようなつまづきを経験してしまうのでしょうか?ここに4つの、一気に駆け上がったエグゼクティブが馴染めずにいるその理由と対処法を紹介していきます。

 

<本来の自分より、大きくなったと錯覚する>
リーダーになると見える範囲が広くなります。すると今までより自分が偉くなったと錯覚してしまうのです。もちろんリーダーには会社を具体化する責任があるので、偉くならなくてはいけません。

しかし偉くなったではふりは、社員から見放されてしまうのです。しかし自分が偉くなっているかのように振舞っていることは自分では気づきにくいものです。そのためにも若いリーダーは定期的に自分を振り返る習慣をつけておかなければいけません。

 

<自分の発言が会社としての発言に変わる>
リーダーの声は会社の声に変わります。従って一般社員の時のエレベータートークのような小さな声も、リーダーが話していると大きな声として伝わってしまうのです。自分の発言力を忘れてはいけません。リーダーになるということは今までよりも責任感が生まれるということを自覚しておかなければいけないのです。

 

<データに踊らされず、真実に向き合う>
リーダーは見れるデータの範囲が広がり、様々なファンクションのデータから判断することを求められます。しかし各ファンクションは個々の良いデータを、さも真のように出しています。

リーダーは額面上のデータに惑わされたはいけません。一緒に真のデータを見つけ出し行動に落とし込んでいかなければいけません。つまりデータをいかに分析できるのか、情報量が増えた中で判断できるスキルを身につけていかなければいけません。

 

<二面性を持つ自分を理解する>
社員との関係性をより強固なものにしていかなければいけません。そしてそこにはバランス感覚も重要です。例えばリーダーは非常な判断を時には下さないといけない時もあるものです。あなたは自分のことを二面性のある人物であると思ってしまうかもしれませんが、自分の隣にエイリアンが住んでいるかのごとく、時には自分のキャラクターを変化させる必要もあるのです。

 

これはもちろん若いリーダーにだけ起こりうる問題ではありませんが、やはり若いリーダーに多いことは事実です。ゆっくりキャリアを積み上げていくとそのような経験を段階をふんで経験していくものですが、一気に駆け上がったリーダーには少し戸惑いを感じてしまうことはあると思います。ギャップがあることは当然のことと受け入れた上で、いかに自分が行動に移し替えていかなければいけないかを理解していかなければいけません。

ありがとうございました。

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