89、ビジネスで勝つのは普通より変人

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

ここで述べるサイコパスは、日本で言われる殺人鬼のような精神異常者ではなく、広い意味での精神異常者です。先日の記事でも紹介しましたがアスペルガーのようなもの含まれ、そこにはやはりハイパフォーマーが多い傾向があるように思います。
それでは見ていきましょう!!

<Sponsored Link>


 

【ビジネスで勝つのは普通より変人】

 

「サイコパスが皆監獄にいるわけではない。会議室に入るケースもある。」これはサイコパスと呼ばれる、いわゆる普通の人とは少し違った考え方を持っている人はどこにでも存在するという例えです。

 

サイコパスの1/3は「Dark Triad(悪の三要素)」を持っていると言われていて、残りはナルシシストと権謀術数者※であると言われています。この性格はビジネスシーン・私生活ともに大きな影響を及ぼしますが、本日は特にビジネスシーンに焦点をあてて見ていきたいと思います。

 

サイコパスと言うと、正直でなかったり、エゴイストであったりと普通の人よりマイナスな面で見られることが多いと思います。しかしナルシシストは魅力的だとも捉えることがあります。

例えばSteve JobsやSilvio Berlusconiが良い例ではないでしょうか?彼らはナルシシズムを発揮しながらも、強烈な革新者として会社にイノベーションを起こしてきました。

そしてナルシシストは給料の面とも関係しています。それはリーダーシップやキャリアパスと深くつながっているからです。またサイコパスやナルシシストが組織のヒエラルキーの上部を占めていることが多いとも言われています。彼らに共通しているのは、冷淡・大酒飲み・リスクテイカーの傾向があると言われていることです。

 

なぜこのような、いわゆる常識ハズレが勝ち上がるのでしょうか?そう、彼らはダークサイドを持っている反面、ブライトサイドが際立っているからです。特に権謀術数者に関してはブライトサイドが際立ちます。彼らはリーダーシップやネットワーク、マネジメント力に優れている傾向にあるからです。そのためブライトサイドが目立つのです。

 

とはいえブライトサイドが際立っても、実際にはダークサイドを持っているのは事実です。よって彼らは短い期間の任期である傾向にあります。長期的な視点で考えるのではなく、例えば短期的に会社の舵取りを大きく変更したいと考えている企業があるとします。

その会社にはコンサバティブな考えや慎重な考えをするリーダーよりも、ダイナミックな考え方を持つリーダーを採用した方が会社は好転するかもしれません。このようにダークサイドの人間は、安定的な集団に勝ることもあるので、使いようによっては素晴らしい能力を発揮すると考えられているのです。

ありがとうございました。

※権謀術数:社会や組織などの集団において物事を利己的な方向に導き、自身の地位や評価を高めるために取られる手法や技法

<Sponsored Link>


Follow me!

コメントを残す