761、なぜ効率化を求めるリーダーは、チームを壊してしまうのか?

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

リーダーもマネージャーの違いをご存知ですか?前者は人に、後者は数字にフォーカスします。同じ目標に向かっていても視点が違えばアクションが変わります。

その時々でどちらが求められているのかを判断する必要があるのです。

リーダーとマネージャーの違いに関してはこちらで詳しく紹介しています。これからの時代のリーダーシップをのぞいてみてください。

それでは見ていきましょう!!

<Sponsored Link>


 

【なぜ効率化を求めるリーダーは、チームを壊してしまうのか?】

 

リーダーが実行力とやり遂げる力を持っていることは、ビジネスの成功につながる要因と考えられています。しかしここを追求するがあまり、リーダーは時として効率ばかりを追求するようになりがちです。効率を追求するということは、生産性にフォーカスし、ビジネスに不可欠なことであると思われています。

しかしこの役割はマネジメントの役割で、リーダーの役割ではないのをご存知ですか?多くの場合マネージャーとリーダーは同じように考えられていますが(実際同じ人物がどちらも求められるケースがほとんどです)、実は明確な違いがあるのです。

 

そうリーダーにとっては効率よりも、仲間との関係性やインスピレーション、個人の能力を高める事の方が求められます。人によりフォーカスすることで成功に導いていくのです。

よくある失敗例を見ていきましょう。彼は素晴らしい成績を上げるスターパフォーマーでした。当然彼の目標は昇進することで、会社も彼の期待に答えました。会社も彼のようなスターパフォーマーが育成されることを期待していたのです。

しかし結果はチームとして上手く機能していないことがわかったのです。彼のマネジメントは見事なものであったのにも関わらずです。

 

そう彼は効率化をはかり極端にチームをスリムにしたのです。これは客観的に見れば、効率が上がり生産性が上がるように思われます。しかしチームの内情は、殆ど崩壊状態でチームのしての役割を果たしていませんでした。

なぜならば彼らにはチームワークという言葉がなくなっていたからです。そこにはただ効率化され、だれも助け合わない個人の集まりがあっただけでした。そうですリーダーは両方の側面を持っていなければいけないのです。急がば回れのと言うことでしょうか。

このようになることを避けるためには何を意識しなければいけないでしょうか?4つのポイントを見てみましょう。

 

<フィードバックをもらう>
一般的にリーダーはフィードバックを与える側ですが、同時に自分がどれだけチームのために働く環境を作っているのかを知る必要があります。その方法はチームからフィードバックをえることです。客観的に自分の行動を明らかにしていくのです。

 

<人にフォーカスする>
効率化を意識しているとコミュニケーションの量は減ります。普通に働いているとそのようになってしまうのです。しかしそれではいけません、あなたはひとにフォーカスすふ必要があるのです。その方法とは簡単です。時間を取ればよいのです。例えばコーヒーを一緒に飲むだけでも変わってくるはずです。

 

<忙しいときほど意識する>
目の前の仕事に追われているとき、中々自分が周囲に対してどのような対応をしているか、客観視することはできません。しかしその時だからこそ立ち止まって自分を客観視してみるのです。自分がどのような感情や態度を相手に対して行っているか、観察してみましょう。

 

<セルフマネジメントの練習をする>
自分自身をマネジメントできると視点が変わってきます。例えば今まではプロジェクト成功のために昼夜祝日関係なくメールを送っていたのが、チームメイトをいたわるコミュニケーションに変わるかもしれません。チームを変えたいならば、まずは自分から変わらなければいけないのです。

 

もちろん結果にコミットすることはリーダーとして必要不可欠です。しかしそれは単に効率を追求するということではなく、ともにバランスをとってチームや組織を作っていかなくてはいけないのです。

ありがとうございました。

<Sponsored Link>


Follow me!