117、ルネッサンスから学ぶイノベーションの起こし方

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

ルネッサンスほど文化が華々しく勃興した時期はないと言われています。なぜその時期に多くの天才が生まれたのでしょうか?その秘密を見ていきましょう。秘密の中から現代に通じるものが見えてくるかもしれません。

それでは見ていきましょう!!

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【ルネッサンスから学ぶイノベーションの起こし方】

 

近年の世界のプランナーはシリコンバレーに憧れを抱いています。しかしシリコンバレーを憧れにするにはまだ新しく、今はまだ教訓を探し出している状況です。

次のイノベーションを起こすためにはルネッサンスのフィレンチェのような歴史があり、天才を生んだ文化を参考にすべきではないでしょうか。そ

の当時世界には例を見ないほど、イタリアでは素晴らしい芸術やアイデアが数多く生まれました。そのイノベーションには500年経った今でも、非常に参考にすべき点があります。ここにその関係性を見ていきましょう。

 

<才能を見出すにはパトロンが必要>
フィレンテェのメディチ家は伝説的なスポンサーであり、才能ある芸術家へのサポートを惜しみませんでした。しかし彼らは寄付のために使用したのではなく、才能に投資したのである。

かのミケランジェロもメディチ家によって見出され、そのあふれんばかりの才能を発揮しました。これには現代の企業にも通じるのではないでしょうか。現代の企業は幅広く投資するのではなく、有望な個人・事業により多く投資すべきでなのです。

 

<メンターの重要性>
今日の文化は、経験やオルドファッションモデルよりも、若さに価値を置いています。しかしルネッサンスではそれは間違いであると考えています。偉大な芸術家も師匠のしたで修行を積んできました。

レオナルドダヴィンチは通常よりも長い時間、師匠のもとで修行を積んできました。今では少し上の世代を軽視する傾向がありますが、良いメンターがいることはメンティーにとって、ビジネスでも人生でも非常に有用な効果をもたらすのです。

 

<経験ではなくポテンシャルに投資する>
システィーナ教会に描くことは、ミケランジェロにとって選ばれるはずないことであったのです。しかしメディチ家のサポートによりそれが決まりました。当時ミケランジェロには経験が乏しく思われていましたが、才能や潜在能力は時に経験を凌駕します。

今日の私たちも、採用する際過去の経験者を採用しがちですが、少し視点を変えて才能や潜在能力で判断してはいかがでしょうか?リスクがある?もちろんです。しかし価値はあります。

 

<絶望が創造性を生む>
フィレンチェは私たちに、壊滅的な出来事が驚くほどの利益をもたらしてくれると教えてくれました。ルネッサンスが勃興する数十年前、フィレンチェに黒死病が流行したからです。喜ぶべき出来事ではもちろんありませんが、壊滅的な出来事がエネルギーとなりクリエイティブな気づきを示してくれることもあるのです。

 

<競合がもたらす向上性>
ルネッサンスのフィレンチェにはライバルと確執がはびこっていました。ダヴィンチとミケランジェロが同時期に生活していたことは非常に効果がありました。ライバルがいることは良い環境を生み出します。勝者と敗者がいることで両者に良い刺激をもたらすのです。

 

<新しいアイデアを求め続ける>
フィレンチェは正確には民主主義ではなく、新しい顔やアイデアの重要性を求めてきました。フィレンチィはイタリアの港であり様々な文化が持ち込まれるところでもありました。そこで様々な文化や歴史からインスピレーションを受け、アイデアを合成させながら進化してきました。現代もアイデアをつなぎ合わせて新しいものを想像することは重要なのです。

ありがとうございました。

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